皆様、こんにちは。U5swです。
今回は、阪急京都線系統で営業運行を行う、阪急8300系について紹介します!
阪急8300系は、1989年から1995年までに製造された阪急電鉄の通勤型車両です。神宝線用に製造された阪急8000系の京都線ver.として製造されました。阪急京都線系統で初めてVVVFインバータ制御を採用した形式です(東洋製のGTO-VVVF)。
最終的に8両固定編成が5本、6両編成が6本、2両編成が4本の計84両が製造され、その内6両編成と2両編成は固定でペアを組んで8両編成を組成しています。
運用面では、基本的に京都線の特急から普通までの幅広い運用から、千里線・大阪メトロ堺筋線の堺筋準急と普通運用に充当されて来ました。また、行楽シーズン時には、嵐山線での多客輸送に対応するため、6両編成単独で嵐山線の普通運用や、嵐山と大阪梅田、京都河原町、天下茶屋を結ぶ臨時快速特急にも使用されました(現在は運行せず)。さらに、土休日の快速特急”京とれいん雅洛”が何らかの形で使用できなかった場合の代走にも入ります。
その8300系ですが、ここ数年で大半の車両が1300系と同様のIGBT-VVVFインバータ制御に機器更新がなされ、一部編成ではリニューアル改造もなされました。
また、2027年に嵐山線でワンマン運転を開始するのに併せて、既存の6300系を置き換えるために、一部の8300系2+6両分割編成を4両編成に組み替えの上、支線ワンマン用にリニューアル改造された編成も登場しています。
まず、走行装置ですが、オリジナルの東洋GTO-VVVFインバータのままである編成は8332+8313Fのみとなってしまいました。近い内に機器更新も行われ、GTO素子の車両が京都線系統から完全消滅するでしょう(大阪メトロ66系のGTO車はリニューアル工事と共に消滅済)。
そして、1300系と同等の東洋IGBT-VVVFへ機器更新と共にリニューアル工事を済ませたのが8300F、8301F、8304F、8311Fの4編成となっています。この4編成は種別・行先表示器のフルカラーLED化や、ドア開閉予告灯の設置、車内化粧板の変更、座席モケットの変更と仕切り追加、車内LCDの設置(1300系や7300系リニューアル車と同様の32インチハーフサイズ)等が行われています。
残りの8302F、8303F、8330+8310F、8315Fに関しては、1300系と同等の東洋IGBT-VVVFへ機器更新のみとなっており、車内のリニューアル工事等は行われていません。但しC#8330のみに限り、走行装置の試験的目的も兼ねて、東洋ハイブリッドSiC-VVVFを採用しています。この試験採用が後の2300系や9300系一般車改造編成(走行音は若干異なる)、そして後述の嵐山ワンマン改造用8300系に採用されることとなります。
最後に、2026年に入って登場したのが、嵐山線のワンマン運転開始に備え、6300系の置き換えも兼ねて編成組み替え、改造工事を行なった8300系です。嵐山ワンマンの種車となった8300系は、2+6両の分割編成だった8331+8312Fと8333+8314Fです。この2両編成2本と6両編成2本を、4両編成4本に組み替えを行い、
改造工事に関しては、走行装置を1300系のIGBT-VVVFではなく、C#8330や2300系等で採用したハイブリッドSiC-VVVFを採用しました。車両の改造としては、これまでの伊丹ワンマンや箕面ワンマンの6000系,7000系と同様の改造メニューとなっており、種別・行先表示器のフルカラーLED化、側面の種別行先表示器を埋めて、種別と行先を交互に表示するフルカラーLED表示器を採用、車内に関してはドア開閉予告灯の新設と、支線用の車内LCD(4:3サイズ)の設置が行われています。
いかがでしたでしょうか?
今回は阪急8300系に関してまとめました。
風前の灯となったGTO-VVVF、リニューアル車両も登場、そして嵐山ワンマン対応車両の登場と、ここ数年でバリエーションが豊かとなった阪急8300系にこれからも注目です!
今回はここまでとなります。最後までご覧いただきありがとうございました!