【こまち号利用者必見！】東北・秋田新幹線を走るこまち号の停車パターンを説明！

皆様、こんにちは。U5swです。

今回は東北・秋田新幹線の「こまち号」の停車パターンについて説明していきます！

こまち号とは？

こまち号は、1997年に登場した、主に東京〜秋田間を走行する新幹線の種別の1つです。東京〜盛岡間は東北新幹線を走行し、盛岡〜秋田間は在来線の田沢湖線、奥羽本線と並行して走る秋田新幹線を通ります。秋田新幹線は在来線と設備を共有することを受けて、在来線の規格を考慮して車体幅を狭くした「ミニ新幹線」が使用されています。

登場時はこまち号専属車両としてE3系がデビューし、東北新幹線内ではE2系「やまびこ号」や「はやて号」と併結運転を行なっていました。

しかし、2010年の東北新幹線新青森延伸に伴い登場したE5系「はやぶさ号」と併結運転を行うようになったこと、東北新幹線の所要時間短縮の実現に向け、最高速度を320km/hに引き上げることから、E3系の後継車両として、速度向上に対応したE6系が2013年にデビューし、現在は全てのこまち号がE6系で運行されています。

E6系についてちょこっと解説

E6系は7両編成であり、E5系と併結運転することから東京、秋田側先頭が11号車、大曲側先頭が17号車と付番されています(大曲〜秋田間はスイッチバックで逆向きになる)。11号車がグリーン車で、その他が普通車です。なお、車体が狭いため、座席の配列は2+2列です。

なお、2013〜14年まではE6系で運行されるこまち号を「スーパーこまち号」、E3系で運行されるこまち号を「こまち号」として分けて案内を行なっていました。

現在、東北新幹線内では最高320km/h、秋田新幹線内では最高130km/hで運行されています。

こまち号の運行パターン

2021年現在、東京〜秋田間で15往復、仙台〜秋田間で1往復運行しています。東北新幹線内では全て「はやぶさ号」と併結運転を行うため、号数ははやぶさ号に合わせられているため、飛び飛びになっています。

まず、全てのこまち号が停車する駅は、

東京、大宮、仙台、盛岡、大曲、秋田

です。この停車駅に加えて、一部のこまち号が、

上野、雫石、田沢湖、角館

に停車します。

ただし、仙台発着のこまち号に限り、仙台〜盛岡間を各駅に停車します。

各列車の停車パターン紹介！

東京発着列車

下り(秋田行き)

下りに関しては、全列車が上野駅に停車します。また、田沢湖駅、角館駅もほとんどの列車が停車しますが、最終の45号は最速達便の役割を担うため、両駅とも通過します。一方で、雫石駅は利用者がそこまでいないため、4本のみの停車にとどまっています。

上り(東京行き)

上りで異なる点として、始発の最速達便である6号が、角館駅、田沢湖駅、雫石駅に加えて「上野駅」も通過します。こまち号の中で1番の最速達便であり、所要時間は「3時間38分」です。

6号以外は全て角館駅、田沢湖駅に停車する他、4本は雫石駅にも停車します。

仙台発着列車

雫石駅以外の全ての駅に停車します。

まとめ:意外とシンプルでわかりやすい

いかがでしたでしょうか？

今回は「こまち号」の停車パターンを紹介しました！

基本的に上野駅、田沢湖駅、角館駅に停車し、一部便が雫石駅にも追加停車する列車が大半を占めるため、そこまでややこしくない停車パターンです。

加えて、ほぼ1時間おきに1本のペースで運行されているため、時間面でも利用しやすいと思います。

是非この記事で確認し、こまち号をうまく活用してください！

今回はここまでとなります。最後までご覧いただきありがとうございました！

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