皆様、こんにちは。U5swです。
今回は、東急目黒線に乗り入れる車両と、それぞれの車両がどこまで乗り入れるのかをまとめていきます。
東急目黒線は東京の目黒と神奈川の日吉を結ぶ路線です。
当初は目黒から田園調布、を経由して蒲田に至る目蒲線として運行していましたが、2000年に都営三田線および東京メトロ南北線の目黒延伸により、東急目黒線との相互直通運転を開始することとなり、多摩川(当時は多摩川園)〜蒲田間を東急多摩川線として切り離し、多摩川(当時は多摩川園)〜武蔵小杉間を延伸する形で東急目黒線が誕生しました。その後、2008年に武蔵小杉〜日吉間が延伸開業して現在に至ります。
目黒線が乗り入れ路線として、先述した都営三田線(目黒〜西高島平間)、東京メトロ南北線(目黒〜赤羽岩淵間)があり、加えて、南北線の赤羽岩淵から埼玉高速鉄道埼玉スタジアム線(赤羽岩淵〜浦和美園間)への乗り入れも行なっています。
そして、2023年3月18日の相鉄・東急直通線開業により、新たに東急新横浜線(日吉〜新横浜間)、および相鉄新横浜線(新横浜〜西谷間)、相鉄本線(西谷〜二俣川〜海老名間)、相鉄いずみ野線(二俣川〜湘南台間)への乗り入れを開始することとなります。
よって目黒線系統は、2023年3月18日より、5社との相互直通運転を開始することとなります。今回の目黒線系統の対象路線は、
と定義して説明を行います(後述する内容は細かい区間も記載予定)。
次に、上記で説明した目黒線系統に乗り入れる車両を以下にまとめていきます。
なお、2023年3月18日改正時点での乗り入れ車両となっています。
※2023年3月18日の開業時点では、相鉄線の乗り入れに非対応→2023年9月26日に相鉄線への営業運転開始!
目黒線系統の対象路線、乗り入れる車両をまとめましたので、ここから各車両ごとに乗り入れを行う路線をまとめていきます。グループは以下の通り。
乗り入れ路線 | 乗り入れ可否 |
---|---|
東急目黒線 | ○ |
都営三田線 | ○ |
東京メトロ南北線 | ○ |
埼玉高速鉄道埼玉スタジアム線 | ○ |
東急新横浜線 | ○ |
相鉄新横浜線・本線・いずみ野線 (新横浜〜西谷〜二俣川〜海老名・湘南台間) | ○ |
相鉄本線 (横浜〜西谷間) | ○ ※定期運用は土休日のみ |
乗り入れ路線 | 乗り入れ可否 |
---|---|
東急目黒線 | ○ |
都営三田線 | ○ |
東京メトロ南北線 | × |
埼玉高速鉄道埼玉スタジアム線 | × |
東急新横浜線 | ○ |
相鉄新横浜線・本線・いずみ野線 (新横浜〜西谷〜二俣川〜海老名・湘南台間) | × 但し、6500形は今後乗り入れる可能性アリ? |
相鉄本線 (横浜〜西谷間) | × |
乗り入れ路線 | 乗り入れ可否 |
---|---|
東急目黒線 | ○ |
都営三田線 | × |
東京メトロ南北線 | ○ |
埼玉高速鉄道埼玉スタジアム線 | ○ |
東急新横浜線 | ○ |
相鉄新横浜線・本線・いずみ野線 (新横浜〜西谷〜二俣川〜海老名・湘南台間) | × |
相鉄本線 (横浜〜西谷間) | × |
乗り入れ路線 | 乗り入れ可否 |
---|---|
東急目黒線 | ○ |
都営三田線 | ○ |
東京メトロ南北線 | ○ |
埼玉高速鉄道埼玉スタジアム線 | ○ |
東急新横浜線 | ○ |
相鉄新横浜線・本線・いずみ野線 (新横浜〜西谷〜二俣川〜海老名・湘南台間) | ○ |
相鉄本線 (横浜〜西谷間) | ○ |
以上のことから、まとめは以下の通り。
全ての運行区間に対応しているのは東急車と相鉄車であり、一方で、都営車は東急線と三田線のみ、メトロ車と埼玉高速車は東急線と南北線、埼玉高速線のみの乗り入れに留まります。新規開業する東急新横浜線には、全ての車両が乗り入れを行います。
最後に、各直通系統と充当対応車両に関してまとめていきます。
東急車、都営車、相鉄車が乗り入れに対応
※三田線内(白金高輪〜西高島平間)のみの折り返し運用も含む
東急車と相鉄車のみ乗り入れに対応
東急車、メトロ車、埼玉高速車、相鉄車が乗り入れに対応
※南北線・埼玉高速鉄道線内(白金高輪〜赤羽岩淵〜浦和美園間)のみの折り返し運用も含む
東急車と相鉄車のみ乗り入れに対応
全ての車両が乗り入れに対応
東急車と相鉄車のみ乗り入れに対応
いかがでしたでしょうか?
今回は東急目黒線系統において乗り入れる車両の運行区間をまとめました。
東横線系統があまりにも複雑怪奇すぎることから、目黒線系統は至ってシンプルな運行形態となっています。
3月の直通線開業で相鉄が新たに加わる目黒線系統、更に面白くなるこの路線に期待です!
今回はここまでとなります。最後までご覧くださいましてありがとうございました!