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皆様、こんにちは。U5swです。
今回は京阪電鉄で14年に渡り製造の続く京阪13000系に関して、増備完了によって最終形態が見えてきたため、この記事で再びまとめます。
京阪13000系は2012年より京阪電鉄の本線系統(本線・鴨東線・中之島線・交野線・宇治線)の通勤型車両として製造が続けられてきた形式です。
2年前に13000系の記事を掲載しているため、車両の詳細に関してはこちらの記事を参照願います。
前回の記事では、本線4両の本格運行開始前に予想していたこともあり、その後展開が大きく変わったこと、新造車両67両の内訳が予想と大きく異なっていたため、その訂正も行いつつ最終形態がどうなるのかをまとめていきます。
まず、編成組替前の13000系の陣容は以下の通り。
続いて、2024年7月時点での13000系の陣容は以下の通り。
13000系の30番台が6両編成から4両編成へ短縮される流れは、その後13033F~13036Fにも波及され、30番台は全編成が4両編成となりました。
そして、13037F~13045Fの”先頭車のみ”が計9編成分18両増備されました。この先頭車18両分と、3000系半端車組込で脱車された元20番台の中間車6両分と6両→4両化で脱車された元13031F~元13036Fの中間車12両分を組み合わせて、4両編成9本を組成しました。
13037F~13039Fの3編成に関しては、元20番台の中間車組込、13040F~13045Fの6編成に関しては、元13031F~元13036Fの中間車組込となっています。なお、元13031F~元13036Fの中間車の内、電動車は電装解除がなされ付随車となっています。
これにより13031F~13045Fの4両編成15本が大量発生することとなりましたが、この大量発生と同時期の京阪ダイヤ改正において、
萱島以西で運行する普通と区間急行のほとんどを”4両編成”で運行
することが発表され、少し遅れて、
4両編成で運行する列車の”ワンマン運転”
が開始されることとなりました。なお、既にワンマン運転を行なっていた交野線や宇治線とは異なり、駅ホームにホーム監視用ミラーは設置せず、最近流行りの車両側面にホーム監視用カメラを取り付け、運転席のモニタで乗降確認と操作を行うスタイルとなっており、ワンマン運転開始までに30番台の全編成に取り付けられました(後に登場した10番台4両編成にも取り付け済み、0番台も順次取り付け中)
そして、最終増備となる49両分ですが、私の予想だと単純に7両編成7本の増備と想定していましたが、3000系のプレミアムカーが1両から2両へと更に増結がなされ、また3000系一般車の半端車が6両分発生することから、想定とはまた変わってくることが確実となりました。そして、2025年から2026年にかけて導入された13000系10番台の内訳は以下の通りとなりました。
4両編成の13010F~13014Fに関しては全車両完全新造、7両編成の13015F~13018Fに関しては6両分完全新造+3000系半端車1両分組み込みで組成されます。
なお、20番台の内、3000系半端車が唯一組み込まれていなかった13022Fに、3000系の半端車(元3702号車→13872号車)を1両組み込みを行い、入れ替わりに13772号車が脱車され、休車扱いとなっています。この13772号車に関しては、最終編成の13019Fにおいて、13719号車に改番し、完全新造車5両分+13719号車(元13772号車)+3000系半端車1両分の7両編成で組成されるでしょう。
これで、完全新造車49両分+3000系半端車5両分+元13772号車1両分=55両分が出揃い、4両編成5本と7両編成5本の計55両分と合致し、14年続いた13000系の大量増備に一旦ピリオドが打たれることとなるでしょう。
ここで、10番台の特徴を紹介します。10番台では従来の13000系とまた仕様が変更されており、
運転席後部と客用扉に設けてある座席がなくなり、立ち席スペースとなったこと
です。本線での4両運転が増えたことによる混雑緩和が目的と思われますが、ここに来てまた新たなバリエーションが増えました。なお、7両編成も座席がなくなっています。
そして、4両編成は本線ワンマン対応により側面カメラが取り付けられています。加えて、7両編成に関しては側面カメラが付いていないものの、取り付けできるような準備工事が施工されています。おそらく4両編成に短縮して運行する際に対応できるようにするか、将来的に7両編成でもワンマン運転を開始するようにするためでしょうか?
また、7両編成の10番台にも3000系の半端車が組み込まれることとなりましたが、特筆すべき点は製造年差。3000系の一般車両は2008年までに全て製造されていることから、今年製造された10番台の完全新造車とは、なんと“18年”の製造年差が離れる編成となりました!
編成組替や製造年差の離れた編成組成を行う代表的な鉄道として東急電鉄が挙げられ、その中でも3000系や5000系列といった車両は比較的大規模な編成組替や製造年の離れた車両の連結を行なっています。それに肩を並べるほどとまではいきませんが、京阪13000系も数多の編成組替を経て現在に至る経緯があるので、“西の東急”と言っても差し支えないでしょう。
(なお、東急は既存の編成に新造中間車を入れる傾向があるのに対し、京阪は新造した編成の中に既存の中間車を組み込むという、ある意味逆のパターンでそれぞれ組替や組成が行われています)
今回の10番台の導入により、いよいよ京阪の旧型車両が完全に駆逐されるものと思われます。特に1960年~70年代に登場した2200系、2400系、2600系の3形式に関しては完全引退がすぐ目の前に迫り、一気に世代交代が進むこととなるでしょう。
また、4両編成が更に追加増備されていることから、また本線区間で4両編成の列車の運行が拡大することとなり、それが次回の改正で反映されることとなります。京阪のダイヤ改正関連は、また次回の記事で紹介します。
以上、京阪13000系の2024年から今までの流れを説明しました。2012年から約14年の年月を経て本線系統のあらゆる路線に導入され、既に京阪最大勢力で13000系の姿を見ないことはないくらい増備がなされました。
最終形態の編成表は以下の通り。
以上、京阪13000系の最終形態は、
となり、全体的に192両(内12両は3000系半端車)という布陣となりました。13000系の前の最大勢力が6000系の112両(8両編成14本)ということを考えると、大幅に上回る最大勢力となりました。
今では本線系統のどの区間でも13000系の顔を見ないことはないくらい、完全に京阪の通勤型車両の顔となった13000系のまとめでした!
今回はここまでとなります。最後までご覧いただきありがとうございました!