【5社直通の大動脈】東急東横線、みなとみらい線について解説!(1.路線、種別、車両紹介)(2021.11更新)

鉄道
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皆様、こんにちは。U5swです。

今回は、東京の渋谷と神奈川の横浜、元町・中華街を結ぶ、東急東横線、みなとみらい線に関して説明します!

東急東横線、みなとみらい線の路線紹介

東急東横線

  • 路線区間:渋谷〜横浜間(24.2km)
  • 開業日:1926年2月14日
  • 軌間:1067mm(狭軌)
  • 線路数:複々線(田園調布〜日吉間、東急目黒線との路線別複々線)、複線(それ以外)
  • 保安装置:ATC(自動列車制御装置)
  • 最高速度:110km/h

横浜高速鉄道みなとみらい線

  • 路線区間:横浜〜元町・中華街間(4.1km)
  • 開業日:2004年2月1日
  • 軌間:1067mm(狭軌)
  • 線路数:複線(全線)
  • 保安装置:ATC(自動列車制御装置)
  • 最高速度:70km/h

東急東横線は元々渋谷〜桜木町間を結ぶ路線でしたが、2004年にみなとみらい線が開業することを受けて、横浜〜桜木町間を廃止、東白楽〜反町間で地上から地下に入り、反町駅と横浜駅を地下化した上で、みなとみらい線との相互直通運転を開始しました。

その後、2013年3月に東京メトロ副都心線との相互直通運転を開始するにあたって、渋谷〜代官山間で地上から地下に入り、渋谷駅を副都心線が開業時から使用していたホームに直結し、副都心線、および西武池袋線、東武東上線との相互直通運転を開始しました。

一方で、中目黒駅から北千住駅まで乗り入れていた、東京メトロ日比谷線との相互直通運転を終了しました。

東急東横線とみなとみらい線は、基本的に横浜駅を通る列車はそのまま相互直通運転を行います(早朝、深夜の一部便は横浜駅を起終点とする列車がアリ)。また、横浜駅での乗務員交代はなく、全て東急の乗務員が元町・中華街まで担当します。

種別紹介

東急東横線、みなとみらい線には以下の5つの種別が運行されています。

  • S-TRAIN
  • 特急(Fライナー特急)
  • 通勤特急
  • 急行
  • 各駅停車

S-TRAIN

  • 運行開始年:2017年
  • 運行区間:西武秩父、飯能、所沢〜元町・中華街
  • 運行時間帯(時刻は2021年現在):土休日のみ
    • 元町・中華街行き(2本)
      • 2号(飯能9:18発→元町・中華街10:54着)
      • 4号(西武秩父17:05発→元町・中華街19:38着)
    • 西武秩父行き、飯能行き、所沢行き(各1本ずつ)
      • 1号(元町・中華街7:01発→西武秩父9:15着)
      • 3号(元町・中華街16:54発→飯能18:34着)
      • 5号(元町・中華街19:55発→所沢21:12着)
  • 編成両数:10両
  • 使用車両:西武40000系(0番台)

2017年のダイヤ改正で新設された、東急、横浜高速で初めての座席指定列車です。平日のS-TRAINは小手指、所沢〜豊洲間を結ぶ有楽町線用の座席指定列車となるため、東横線、みなとみらい線では運行されません。

ロングシートとクロスシートを切り替えられる「デュアルシート」を搭載した西武40000系0番台が専属で使用され、クロスシート状態で運行されます。停車駅は以下の通り。

西武秩父、飯能、入間市、所沢、石神井公園、池袋(副都心線、両方向降車専用)、新宿三丁目、渋谷、自由が丘、横浜(元町・中華街行きは降車専用、西武秩父・飯能・所沢行きは乗車専用)、みなとみらい(横浜と同様)、元町・中華街

停車駅がかなり限定されていますが、東急東横線内では運行上特急として走るため、中目黒駅、武蔵小杉駅、菊名駅は運転停車を行います。また、東京メトロと西武の境界駅であり、乗務員交代を必要とする小竹向原駅、および信号保安装置の切り替え(ATC⇄ATS)を必要とする練馬駅でも運転停車を行います。

乗車には乗車券の他に座席指定券が必要です。東急、横浜高速から乗車する場合は自動券売機で購入するか、西武鉄道のチケットレスサービスで購入します。料金は以下の通り。

  • 東急東横線、みなとみらい線のみの乗車:350円
  • 副都心線までの乗車:560円
  • 西武池袋線、飯能までの乗車:860円
  • 西武秩父までの乗車:1060円

横浜や中華街、副都心、秩父などお出かけや観光に特化した列車ですが、本数が少ないのと、有料列車であることから、利用者はそこまで多くありません。

特急(Fライナー)

  • 運行開始年:2001年
  • 運行区間:飯能、小川町〜元町・中華街間(特急としては、渋谷〜元町・中華街間のみの運転)
  • 運行時間帯
    • 平日:昼間時間帯のみ運行
    • 土休日:ほぼ終日運行
  • 編成両数:10両
  • 使用車両(2021年9月現在)
    • 東急5050系4000番台
    • 東京メトロ7000系(もうすぐ引退)
    • 東京メトロ10000系
    • 東京メトロ17000系
    • 西武6000系
    • 西武40000系(50番台、極稀に0番台も入る)
    • 東武9000系
    • 東武9050系
    • 東武50070型

乗車券のみで利用できる最速達列車です。「東横特急」という愛称がついており、東横線内では自動放送でも案内されます。停車駅は以下の通り。

渋谷、中目黒、自由が丘、武蔵小杉、菊名、横浜、みなとみらい、元町・中華街

運行開始当初は中目黒駅を通過していましたが、2003年に停車するようになりました。その後、2013年の副都心線直通開始を受けて、副都心線を急行、西武線を快速急行、東武線を普通として小手指、飯能、川越市といった埼玉県西部まで進出するようになりました。

その後、2016年3月のダイヤ改正において、東武東上線直通の列車を普通から急行に格上げすることと、会社の境界駅(渋谷、小竹向原、和光市)で種別変更を行う関係から、利用者を混乱させてしまっていたことを受けて、以下の条件で運行させる車両に「Fライナー」という愛称がつけられました。

  • 東急東横線、みなとみらい線内「特急」〜副都心線内「急行」〜西武池袋線内「快速急行」
  • 東急東横線、みなとみらい線内「特急」〜副都心線内「急行」〜東武東上線内「急行」

このFライナーは主に日中時間帯に運行されます。1つでも条件が揃わない場合は、「特急」として案内されます。

通勤特急

  • 運行開始年:2003年
  • 運行区間:飯能、森林公園〜元町・中華街間(通勤特急としては、渋谷〜元町・中華街間のみの運転)
  • 運行時間帯
    • 平日:昼間時間帯以外の運行
    • 土休日:運行なし
  • 編成両数:10両
  • 使用車両(2021年9月現在)
    • 東急5050系4000番台
    • 東京メトロ7000系(もうすぐ引退)
    • 東京メトロ10000系
    • 東京メトロ17000系
    • 西武6000系
    • 西武40000系(50番台、極稀に0番台も入る)
    • 東武9000系
    • 東武9050系
    • 東武50070型

平日のラッシュ時間帯に、特急に代わって運行される速達種別です。発車案内板や車両の種別表示器には「通特」と略されます。停車駅は以下の通り。

渋谷、中目黒、自由が丘、武蔵小杉、日吉、菊名、横浜、みなとみらい、馬車道、日本大通り、元町・中華街

特急の停車駅に日吉駅、馬車道駅、日本大通り駅が追加されています。副都心線直通運転開始後は、副都心線内を主に「通勤急行」として運行しています。

急行

  • 運行開始年:1935年
  • 運行区間:飯能、小川町〜元町・中華街間(急行としては、渋谷〜元町・中華街間のみの運転がほとんど)
  • 運行時間帯:ほぼ終日運行
  • 編成両数:8,10両
  • 使用車両(2021年9月現在)
    • 8両編成
      • 東急5000,5050系
      • 横浜高速鉄道Y500系
      • 東京メトロ7000系
      • 東京メトロ10000系(車両不足における代走時)
      • 東京メトロ17000系(もうすぐ?)
    • 10両編成
      • 東急5050系4000番台
      • 東京メトロ7000系(もうすぐ引退)
      • 東京メトロ10000系
      • 東京メトロ17000系
      • 西武6000系
      • 西武40000系(50番台)
      • 東武9000系
      • 東武9050系
      • 東武50070型

昔から運行されている準速達種別です。停車駅は以下の通り。

渋谷、中目黒、学芸大学、自由が丘、田園調布、多摩川、武蔵小杉、日吉、綱島、菊名、横浜、みなとみらい、馬車道、日本大通り、元町・中華街

2000年に多摩川駅に停まるようになり、現在に至ります。菊名〜横浜間以外は通過駅が0〜1駅しかないため「隔駅停車」とも言われています。副都心線直通運転開始後は、副都心線内を主に「各駅停車」として運行しています。

各駅停車

  • 運行開始年:始まってから
  • 運行区間:飯能、志木〜元町・中華街間
  • 運行時間帯:終日運行
  • 編成両数:8両
  • 使用車両(2021年9月現在)
    • 8両編成
      • 東急5000,5050系
      • 横浜高速鉄道Y500系
      • 東京メトロ7000系
      • 東京メトロ10000系(車両不足における代走時)
      • 東京メトロ17000系(もうすぐ?)

定番の各駅停車です。副都心線との直通開始前までは、東横線、みなとみらい線を走る列車は全て8両編成(日比谷線の車両含む)であり、各駅停車のみ停車する駅では10両編成対応がされなかったため、全て8両編成の車両が使用されます。副都心線開業後、直通列車は副都心線内を「各駅停車」として運行されます。

使用車両

東急東横線、みなとみらい線は、渋谷駅から先、東京メトロ副都心線に乗り入れており、その先、小竹向原駅で西武池袋線(有楽町線)、和光市駅で東武東上線に乗り入れており、5社の鉄道会社と相互直通運転を行う、全国的にもダイナミックな運行を行なっています。そのため、自社車両を含めて非常に多くの種類の車両が乗り入れる面白い路線であり、2021年9月現在における使用車両は、

  • 東急5000,5050系
  • 横浜高速鉄道Y500系
  • 東京メトロ7000系
  • 東京メトロ10000系
  • 東京メトロ17000系
  • 西武6000系
  • 西武40000系
  • 東武9000系
  • 東武9050系
  • 東武50070型

と大きく分けて10種類の車両が活躍しており、番台区分を細かくやると13種類にも及びます。

東急5000系、5050系

8両編成用の5050系。
10両編成用の5050系4000番台。画像は「Shibuya Hikarie号」
  • 登場年:2004年(5050系)、2009年(5000系、転属)、2011年(5050年4000番台)
  • 編成両数:8,10両(5000系,5050系→8両、5050系4000番台→10両)
  • 製造数:342両(一部5000系から転属あり)
  • 編成数(2021年11月現在):8両編成29本(内5000系4本、5050系25本)、10両編成11本
  • 制御装置:日立IGBT-VVVFインバータ制御(一部6極IM車あり)
  • 運行区間
    • 8両編成
      • 東急東横線
      • みなとみらい線
      • 東京メトロ副都心線
      • 西武池袋線、有楽町線(小竹向原〜飯能間)
      • 東武東上線(和光市〜志木間)
    • 10両編成
      • 東急東横線
      • みなとみらい線
      • 東京メトロ副都心線
      • 東京メトロ有楽町線(ダイヤ乱れ時等の代走のみ)
      • 西武池袋線、有楽町線(小竹向原〜飯能間、ダイヤ乱れ時のみ西武池袋〜練馬間も運行)、狭山線(野球開催時のみ)
      • 東武東上線(和光市〜小川町間)
      • 東急新横浜線(2022年開業予定、開業後乗り入れ予定)
      • 相鉄本線、新横浜線(2022年開業予定、開業後乗り入れ予定)

東急東横線の主力車両です。JR東日本のE231系をベースとし、東横線の旧型車両を置き換えました。その後、副都心線との直通運転に備えて、田園都市線で走る予定だった5000系の一部編成を東横線に転属させたり、10両編成用の4000番台が製造され、現在に至ります。

8両編成は急行,各駅停車、10両編成は特急,通勤特急,急行で運行されます。ほとんどがこれらの車両で運行されます。

横浜高速鉄道Y500系

  • 登場年:2004年
  • 編成両数:8両
  • 製造数:48両(一部東急5050系から譲渡)
  • 編成数(2021年11月現在):8両編成6本
  • 制御装置:日立IGBT-VVVFインバータ制御
  • 運行区間
    • 東急東横線
    • みなとみらい線
    • 東京メトロ副都心線
    • 西武池袋線、有楽町線(小竹向原〜飯能間)
    • 東武東上線(和光市〜志木間)

みなとみらい線開業時に導入された車両です。東急5000系に準じた車両で、東急5050系よりも少し前に導入されています。

外観やドアチャイム、座席のモケットなど差異はありますが、基本的に5050系と共通しており、共通運用を組んでいます。8両編成のみで、急行,各駅停車で使用されます。

東京メトロ7000系

  • 登場年:1974年
  • 編成両数:8,10両
  • 製造数:340両(多くが廃車,一部がインドネシア譲渡)
  • 編成数(2021年11月現在):8両編成10本
  • 制御装置:AVFチョッパ制御(登場時)→IGBT-VVVFインバータ制御(現在,日立製や三菱製等様々)
  • 運行区間
    • 8両編成
      • 東急東横線
      • みなとみらい線
      • 東京メトロ副都心線
      • 西武池袋線、有楽町線(小竹向原〜飯能間)
      • 東武東上線(和光市〜志木間)
    • 10両編成(全車両引退済み)
      • 東急東横線
      • みなとみらい線
      • 東京メトロ副都心線
      • 東京メトロ有楽町線
      • 西武池袋線、有楽町線(小竹向原〜飯能間、ダイヤ乱れ時のみ西武池袋〜練馬間も運行)、狭山線(野球開催時のみ)
      • 東武東上線(和光市〜小川町間)

有楽町線開業時から活躍する大ベテランの車両です。10000系の導入時に一部が廃車、インドネシアに譲渡、8両編成化が行われましたが、ホームドアの対応工事等が行われ、副都心線でも活躍を広げ、2013年からは東急東横線、みなとみらい線にも進出しました。

しかし、2021年より後継車両の17000系がデビューし、最終的に全ての7000系が置き換えられます。

8両編成は急行,各駅停車で、10両編成は特急,通勤特急,急行で運行されます。ただし10両編成は有楽町線での運用もあるため、中々見られません。

P.S. 2021年10月に10両編成の7000系が全廃されました。

東京メトロ10000系

  • 登場年:2006年
  • 編成両数:10両(車両不足時は初期車が8両運転も可能)
  • 製造数:360両
  • 編成数(2021年11月現在):10両編成36本
  • 制御装置:三菱IGBT-VVVFインバータ制御
  • 運行区間
    • 東急東横線
    • みなとみらい線
    • 東京メトロ副都心線
    • 東京メトロ有楽町線
    • 西武池袋線、有楽町線(小竹向原〜飯能間、ダイヤ乱れ時のみ西武池袋〜練馬間も運行)、狭山線(野球開催時のみ)
    • 東武東上線(和光市〜小川町間)

副都心線の開業を見据えて導入された有楽町線、副都心線の主力車両です。丸い形の先頭車が特徴です。

通常時は全て10両編成で、特急,通勤特急,急行で運行されます。

(2021.11現在)7000系8両車の廃車が進み、17000系8両車のデビューが遅れていたため、10000系10101F、10104F、10105Fが暫定で8両化していました。その後、17000系8両車がデビューしたことで、3編成とも10両編成に戻りました。

東京メトロ17000系

  • 登場年:2021年
  • 編成両数:8,10両
  • 製造数(予定):180両(内訳:8両編成15本、10両編成6本)
  • 編成数(2021年11月現在):8両編成5本、10両編成6本
  • 制御装置:PMSM+フルSiC-MOSFET素子VVVFインバータ制御(8両車は日立製、10両車は三菱製)
  • 運行区間
    • 8両編成
      • 東急東横線
      • みなとみらい線
      • 東京メトロ副都心線
      • 西武池袋線、有楽町線(小竹向原〜飯能間)
      • 東武東上線(和光市〜志木間)
    • 10両編成
      • 東急東横線
      • みなとみらい線
      • 東京メトロ副都心線
      • 東京メトロ有楽町線
      • 西武池袋線、有楽町線(小竹向原〜飯能間、ダイヤ乱れ時のみ西武池袋〜練馬間も運行)、狭山線(野球開催時のみ)
      • 東武東上線(和光市〜小川町間)

先述の7000系を置き換えるために導入された最新型車両です。2021年に入りまず10両編成が運行を開始し、10月には8両編成もデビューしました。8両編成は急行,各駅停車で運行予定、10両編成は特急,通勤特急,急行で運行されています。

西武6000系

  • 登場年:1992年
  • 編成両数:10両
  • 製造数:250両
  • 編成数(2021年11月現在):10両編成25本(内乗り入れ対応車は23本、残り2本は西武新宿線系統で活躍)
  • 制御装置:日立GTO-VVVFインバータ制御(登場時)→三菱フルSiC-MOSFET素子VVVFインバータ制御、6157Fのみ東芝IGBT(PMSM)VVVFインバータ制御(現在、乗り入れ対応車のみ)
  • 運行区間
    • 東急東横線
    • みなとみらい線
    • 東京メトロ副都心線
    • 東京メトロ有楽町線
    • 西武池袋線(池袋〜飯能間)、有楽町線、狭山線

有楽町線との乗り入れ用に製造された車両です。ステンレス車の0番台、アルミ車の50番台があり、それぞれ18編成、7編成が所属しています。

副都心線開業時に対応工事を施し、先頭の前面部が白色に塗られました(2編成除く)。そして、2013年に東急東横線、みなとみらい線に進出しています。現在は特急,通勤特急,急行で運行されています。

近年40000系が新製投入されていますが、置き換え対象ではなく、また直通機器が取り外されていることではありません。

西武40000系

  • 登場年:2017年
  • 編成両数:10両
  • 製造数:100両
  • 編成数(2021年11月現在):10両編成13本(内6本が0番台、7本が50番台)
  • 制御装置:東芝IGBT(PMSM)VVVFインバータ制御
  • 運行区間
    • 東急東横線
    • みなとみらい線
    • 東京メトロ副都心線
    • 東京メトロ有楽町線
    • 西武池袋線、秩父線(0番台のみ)、有楽町線、狭山線

2017年3月に運行開始された座席指定列車「S-TRAIN」の専用列車として0番台がデビューしました。「S-TRAIN」と新宿・拝島線の「拝島ライナー」運行時にはクロスシートで、その他の一般列車はロングシートで運行されるデュアルシートを備えており、私鉄の通勤型車両では異例の車内トイレが4号車に設置されています。座席指定列車では電源コンセントやドリンクホルダーといった設備も備わっています。

その後、2020年に一般型車両向けの50番台がデビューしました。0番台とは異なり、座席はオールロングシート、車内トイレや電源コンセントといった設備はありません。

0番台と50番台に共通する設備として「10号車先頭部のパートナーゾーン」です。これは車椅子、ベビーカーの利用者が快適に利用するために設けられました(また、ラッシュ時の混雑対策にも有効)。そのため、S-TRAIN以外の東横線やみなとみらい線では、「座席の少ない車両」として案内しています。

0番台に関しては、土休日のS-TRAINの運用が基本ですが、極稀に特急の運用に就くこともあります。50番台に関しては、特急,通勤特急,急行で運行されます。

東武9000系

  • 登場年:1981年
  • 編成両数:10両
  • 製造数:80両
  • 編成数(2021年11月現在):10両編成8本(内1本は乗り入れ非対応)
  • 制御装置:AFCチョッパ制御
  • 運行区間
    • 東急東横線
    • みなとみらい線
    • 東京メトロ副都心線
    • 東京メトロ有楽町線
    • 東武東上線(池袋〜小川町間)

東急東横線、みなとみらい線内で活躍する唯一の非インバータ制御車両です。有楽町線乗り入れ車両としてデビュー後、副都心線開業時に大規模な改造がなされ、2013年に東急東横線、みなとみらい線に進出して現在に至ります。特急,通勤特急,急行で運行されます。

東武9050系

  • 登場年:1994年
  • 編成両数:10両
  • 製造数:20両
  • 編成数(2021年11月現在):10両編成2本
  • 制御装置:東洋GTO-VVVFインバータ制御
  • 運行区間
    • 東急東横線
    • みなとみらい線
    • 東京メトロ副都心線
    • 東京メトロ有楽町線
    • 東武東上線(池袋〜小川町間)

東武9000系のVVVFバージョンの車両で、東横線、みなとみらい線で走る唯一のGTO素子のインバータを搭載した車両です。編成数が2本しかないため中々見られない車両です。副都心線開業前の前身である有楽町新線(池袋〜小竹向原間)の開業によってデビューしました。

その後は9000系同様、副都心線開業時に大規模な改造がなされ、2013年に東急東横線、みなとみらい線に進出して現在に至ります。特急,通勤特急,急行で運行されます。

東武50070型

  • 登場年:2007年
  • 編成両数:10両
  • 製造数:70両
  • 編成数(2021年11月現在):10両編成7本
  • 制御装置:日立IGBT-VVVFインバータ制御
  • 運行区間
    • 東急東横線
    • みなとみらい線
    • 東京メトロ副都心線
    • 東京メトロ有楽町線
    • 東武東上線(池袋〜小川町間)

副都心線開業に合わせて導入された「東武50000系シリーズ」の1つです。フルカラーLEDの行先表示器を採用し、2013年に東急東横線、みなとみらい線に進出して現在に至ります。特急,通勤特急,急行で運行されます。

今回はここまで!

使用車両がとても多く、記事がとても長くなってしまいましたが、ここまでとなります!

次回は運行パターンに関して解説していきます。

最後までご覧いただきましてありがとうございました!

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