皆様、こんにちは。U5swです。
今回は前回の続きで、東急東横線とみなとみらい線に関して紹介します!
この記事では、パターンダイヤに関して説明していきます!
日中時間帯は平日・土休日共に30分サイクル(1時間に2本)のパターンダイヤを構成しています。内訳は以下の通り。
1時間あたりの本数だと、Fライナー特急が4本、急行が4本、各駅停車が8本運行されています。
2022年3月のダイヤ改正で、日中パターンダイヤに大きな変化が加えられ、
という運行形態に改められました。
改正の詳細はこちらの記事をご覧ください!
日中時間帯の特急は、全区間で速達運転を行うFライナーとして運行されます。西武池袋線直通系統と東武東上線直通系統があり、小手指(飯能)発着→森林公園発着→小手指発着→森林公園発着という形で15分間隔で運転されます。副都心線内はFライナー急行、西武池袋線内はFライナー快速急行、東武東上線内はFライナー急行で運行されます。
東急東横線内では自由が丘駅と菊名駅で各駅停車と緩急接続を行います。また、元町・中華街行きは渋谷駅で池袋or渋谷始発の各駅停車に、森林公園行きは渋谷駅で各駅停車池袋行きとそれぞれ緩急接続を行います。
Fライナー特急の所要時間は以下の通り。
急行は全て和光市発着であり、15分に1本運行されます。特急よりも停車駅が7駅分多いですが、東横線内は追い抜かれることはなく先着します。
Fライナー特急同様、自由が丘駅と菊名駅で各駅停車と緩急接続を行います。
なお、副都心線内は各駅停車として運行され、東新宿駅でFライナー急行(特急)に追い抜かれるため、池袋〜横浜間では特急が先行しますので、注意が必要です。
急行の所要時間は以下の通り。
各駅停車は毎時8本運行されています。運行系統は大きく分けて4つあり、
となっています。詳細を以下に記します。
副都心線の和光市発着の系統で、30分に1本運行されています。
途中、自由が丘駅でFライナー特急に、菊名駅で急行に対面接続を行い退避します。副都心線内は一度も退避はなく、自由が丘〜和光市間は全駅で先着します。
小竹向原から西武線に直通する、石神井公園発着の系統で、30分に1本運行されています。このうち、石神井公園行きの毎時1本は、西武線内を「準急」として運行しています。
途中、自由が丘駅でFライナー特急に、菊名駅で急行に対面接続を行い退避します。副都心線内は一度も退避はなく、自由が丘〜小竹向原間は全駅で先着します。
副都心線の池袋まで運行する系統です。30分に1本運行されています。
途中、渋谷駅でFライナー特急(急行)、自由が丘駅で急行に、菊名駅でFライナー特急に対面接続を行い退避します。
副都心線に直通せずに渋谷駅で折り返します。30分に1本運行されています。
※渋谷駅では横浜方面行きの列車が発着する4番線に入線するため、池袋方面行きの列車が発着する5,6番線へは階段等での乗り換えが必要となります。
また、渋谷駅では池袋方面のFライナー急行(特急)が渋谷到着後1分後に到着するため、乗り換え時分に余裕がありません。
代官山駅以外で渋谷行きに乗車し、Fライナーに乗り換える場合は、手前の中目黒駅で乗り換えることをおすすめします(同一ホームで後続ですぐにFライナーが来るため)。
途中、自由が丘駅で急行に、菊名駅でFライナー特急に対面接続を行い退避します。
東急東横線、みなとみらい線の帰宅ラッシュ時間帯も、一部時間帯では綺麗なパターンダイヤを構成しています。概ね15分サイクル(1時間あたり4本)の運行を行なっています。
ただし、渋谷から先の行き先が列車によってバラバラなため、渋谷から先の始発駅および終着駅は時刻表で確認していただきますようお願いいたします。
内訳は以下の通り。
1時間あたりの本数は、通勤特急が4本、急行が4本、各駅停車が12本(8本)が運行されます。日中時間帯と比較すると、特急が通勤特急となっており、かつ菊名ローカルが運行されます。
ラッシュ時間帯の最速達種別で、副都心線内は通勤急行として運行される列車がほとんどです。自由が丘駅と菊名駅、一部の列車は渋谷駅で各駅停車と対面接続を行います。また、元住吉駅で菊名ローカルを追い抜くため、元町・中華街行きは日吉駅で、渋谷方面行きは武蔵小杉駅で乗り換えが可能です。所要時間は以下の通り。
基本的に日中時間帯とほぼ変わりませんが、一部西武池袋線直通便や東武東上線直通便があります。自由が丘駅と菊名駅で各駅停車と対面接続を行う他、菊名ローカルの一部便が渋谷駅発着の場合は渋谷駅で接続を行います。
渋谷折り返し運用もあれば、新宿三丁目、石神井公園、保谷、清瀬、志木と様々な発着駅があります。ただし東横線、みなとみらい線内ではほぼ統一されており、自由が丘駅と菊名駅で通勤特急or急行と対面接続を行い、退避します。
渋谷折り返し運用もあれば、新宿三丁目、和光市発着の運用もあります。東横線内は15分間隔で統一されており、元住吉駅で通勤特急に追い抜かれます。日中時間帯とは異なり、通勤特急が日吉駅に停車するため、隠れ速達列車の区間は「渋谷〜武蔵小杉間」のみとなります。
いかがでしたでしょうか?
今回は東横線、みなとみらい線のパターンダイヤに関して説明しました。
直通路線が多いことで行き先が非常に多く分かりづらいですが、東横線、みなとみらい線内のみに限れば、特急(通勤特急)と急行が15分に1本、各駅停車が15分に2-3本の割合で運行されるため、比較的分かりやすいダイヤになっています。
こちらの記事を参考に利用していただけると幸いです。
今回はここまでとなります。最後までご覧いただきありがとうございました!
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