皆様、こんにちは。U5swです。
今回は、情報が続々と発表された、「相鉄・東急直通線」関連の情報に関してまとめました。
①開業年月の発表
まず、相鉄・東急直通線の日吉〜羽沢横浜国大間ですが、ここ最近までは「2022年度下期開業予定」とされていました。
しかし、1月27日に相模鉄道と東急電鉄が、開業予定時期を
2023年3月
とすると発表しました。
3月に開業する理由として、相鉄や東急を含む多くの鉄道会社が、毎年3月にダイヤ改正を行っていることが考えられるためです。
これにより、待望の直通線開業まで、あと1年少しということが明らかになりました。
②相鉄・東急直通線に関わる路線も明らかに!
開業時期と共に、相鉄・東急直通線に関わる路線も明らかとなりました。
直通線に関しては、東急東横線に直通する系統と、東急目黒線に直通する系統の2つに大きく分けられるため、東横線系統と目黒線系統に分けて紹介します。
東横線系統
- 東急東横線
- 東京メトロ副都心線
- 東武東上線
目黒線系統
- 東急目黒線
- 東京メトロ南北線
- 埼玉高速鉄道埼玉スタジアム線
- 都営三田線
また、相鉄線側に関しては、本線といずみ野線の両路線に乗り入れることが明らかとなっています。
個人的な注目ポイント
個人的な注目点としては、「西武線直通列車はなく、東武線直通列車はある」という点です。
当初は両者とも相鉄直通に対して否定的と思っていましたが、東武側は直通に肯定的であることが明らかとなり、実際に直通運転を実施することが決定しました。
このニュースを聞いた時は正直驚きましたね… まず東武側が相鉄直通に肯定的だったこと自体が寝耳に水だったので…(東武鉄道の方、申し訳ございません…)
個人的に気になるポイント
西武線以外の路線と直通運転を行うことが決定しましたが、気になる点としては、
「相鉄直通対応車両の該当車両が少なすぎること」
が挙げられます。
2021年1月現在、相鉄・東急直通線の乗り入れ予定車両とその車両の現況を挙げると、
- 相鉄20000系(10両編成)
- 東横線系統、新製当初から東横線、副都心線、西武線、東武線直通準備工事を施工。最近では東横線直通対応工事が施工、20107Fが性能確認試験のため近日東横線で試運転予定
- 相鉄21000系(8両編成)
- 目黒線系統、新製当初から目黒線、南北線、埼玉高速線、三田線直通対応工事を施工。最近では21101Fが性能確認試験のため、全乗り入れ予定路線で試運転を行った。
- 東急5050系4000番台(10両編成、一部8両→10両化へ)
- 東横線系統、現在相鉄直通対応工事が進行中。今後現4000番台全編成と、8両編成の5050系一部編成に新造中間車2両を組み込む形で相鉄線に乗り入れする模様。
- 東急3000系(6両編成、今後全編成8両化へ)
- 目黒線系統、全編成に相鉄直通対応工事が施工完了。今後新造中間車2両を組み込み、8両編成として相鉄線に乗り入れする模様。
- 東急5080系(6両編成、今後全編成8両化へ)
- 目黒線系統、現在相鉄直通対応工事が進行中。今後全編成に新造中間車2両を組み込み、8両編成として相鉄線に乗り入れする模様。
- 東急3020系(8両編成、ここまで一時的に6両化)
- 目黒線系統、新製当初から相鉄直通対応、8両編成で落成。現在3123Fが8両化され試運転中。相鉄線に乗り入れする模様。
以上の6編成のみとなっています。すなわち、相鉄車と東急車のみが直通対応工事を施工しており、他のメトロ車や都営車に関しては、2021年1月現在において直通対応を行う気配はなく、埼玉高速車はそもそも直通対応の対象外となります。東武車もおそらく対象外であり、対象外の車両は基本的に新横浜駅までの乗り入れに留まると思われます。
このままの状態で直通運転を開始すると、対応車種がとても限られることから、限定的な運用になることが見込まれます。
このことから、現時点での個人的な予想として、
- 東横線系統→基本的に渋谷駅までの乗り入れ。渋谷駅以北の副都心線、東武東上線直通列車に関しては、時間帯限定で東急車のみが乗り入れる
- 目黒線系統→基本的に三田線直通、西高島平駅までの乗り入れ。南北線・埼玉高速線直通列車に関しては、時間帯限定で東急車のみが乗り入れる
という予想を立てています。一応、都営6500形は相鉄直通の準備工事がなされていることもあり、目黒線系統は都営三田線に乗り入れが基本となると見ています。
①、②に関する公式のプレスリリースは以下のリンクからご覧いただけます。
③目黒線で8両編成の列車が運行開始!
目黒線およびその直通先の輸送力増強、ならびに相鉄・東急直通線への乗り入れ対応から、目黒線とその直通先では現在6両編成から8両編成に増強する工事が行われています。
その中で、2022年4月より、目黒線の列車で順次8両編成の列車が運行されることが発表されました。
②でも述べましたが、現在東急3020系の3123Fが8両編成を組んだ状態で試運転を行なっていることから、この車両が8両編成の定期列車第1車両になる可能性が高いです。
おそらく、3123Fを皮切りに、新製当初から8両編成で落成された3020系が先陣を切り、その後、同じく8両編成で新製された都営6500形、新造中間車が続々登場している東急3000系,5080系が続々と8両編成として営業運転に就くこととなるでしょう。
(2022.2.9追記) 最近ですが、5080系の5187Fが新造した中間車を組み込んで8両編成化されているとの情報がありました。これにより、3020系に限らず、東急車はできるところから8両編成化が続々と行われるものと思われます。
目黒線8両編成化のプレスリリースは以下の通り。
④都営三田線の新型車両「6500形」が遂にデビュー!
6300形前期車13編成(6301F~6313F)用の置き換え、ならびに三田線の8両編成化による輸送力増強用として、現在続々増備が進められている新型車両「6500形」。
この度、6500形の運行開始日が、
2022年5月14日
となることが決定しました!
2022年度までに当初予定の13編成を導入し、6300形前期車を置き換えます。
現在三田線や目黒線内で試運転を行なっていますが、いよいよ本格的に6500形の歴史が動き出します。
6500形デビューに関するプレスリリースは以下の通り。
まとめ:今後も直通関連の話題に目が離せない!
いかがでしたか?
今回は相鉄・東急直通線関連のニュースをまとめてみました!
今後もこれらに関連する情報が続々と登場すると思われますので、目が離せません。引き続き注目していきたいと思います!
今回はここまでとなります!最後までご覧いただきましてありがとうございました!
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