皆様、こんにちは。U5swです。
今回は、JR西日本に残存している205系に関して、225系の増備で引退が近いのではないかという情報が入ってきたため、本記事で紹介していきます。
先日、仙石線から撤退したばかりの205系。
国鉄末期からJR黎明期にかけて、主に首都圏と関西圏用に製造された通勤型車両の205系。直近の2026年3月のダイヤ改正において、仙台地区の仙石線で活躍していた205系が、仙石線のワンマン化と同時に後継のE131系に役目を譲る形で営業運行を終了したのは記憶に新しいでしょう。
205系が仙石線から撤退したことにより、JRに所属する205系は、
- JR東日本:南武支線(2両編成1本、W4編成のみ)
- JR西日本:奈良線・関西本線(4両編成9本、京都〜奈良間)
上記のみとなってしまいました…
JR東日本の205系は南武支線の1編成のみとなり、風前の灯となってしまった一方で、JR西日本の205系はまだ一定数の編成が所属しており、奈良線を主戦に未だ走り続けているので、西の205系はまだまだ安泰なのでは… と思っていました。
しかし…
近畿車輛にて、225系らしき構体が目撃されたとのこと。
JR西日本の車両を製造するでお馴染みの近畿車輛の構内において、
“225系の増備車が製造されている”
という情報が入ってきました。
https://4gousya.net/forums/post/近畿車輛で225系の製造が目撃
JR西日本と近畿車輛では、現在、山口地区の新型車両227系500番台”Kizashi”の製造を中心に行なっており、当初は227系の構体じゃないの?と疑問を抱きましたが、網干の225系100番台の増備で確定とのことです。

225系の増備でどのように205系を置き換えるのか?
225系に関しては網干所属の100番台が濃厚と言われていますが、西の205系は奈良所属となっています。では、どのようにして205系を置き換えるのでしょうか?
これに関しては、他形式の車両を巻き込んでの置き換えが行われるでしょう。流れとしては、
- 網干に225系100番台(4両編成)を導入
- 網干の223系2000番台(4両編成)を6000番台化した上で京都へ転属
- 京都の221系(4両編成)を奈良へ転属
- 奈良の205系(4両編成)を置き換え
このような大規模な異動が生じるものと思われます。225系は223系との併結に対応しているものの、221系との併結には対応しておらず、また奈良にはVVVF車の所属がなく、奈良線にVVVF車が複数乗り入れることができない(?)関係上、こういう車両の異動が必要となります。
新製される225系は”Aシート付き”?
新製される225系で気になる点としては、
“1両が特別有料座席のAシート車両で製造されるか否か”
という点です。東海道本線・山陽本線を走る新快速の内、野洲〜網干間を走る一部列車には特別有料座席のAシート車両が連結されており、Aシート車両は改造された223系1000番台の2編成2両分、新製された225系700番台(100番台)の2編成2両分となっています。
近年では、Aシートに加え、一般座席の一部区画を座席指定にする”うれしート”も新快速に導入されるほど、座席指定サービスの需要が増えていること、競合他社の座席指定サービス(阪急電車のPrivaceや京阪電車のプレミアムカー)が完全に整備されつつあることから、
Aシート連結車両を増やして、Aシート付きの新快速を増発する
狙いがあってもおかしくないものと思われます。
但し、現時点でAシート車両が製造されているのかは不明ですし、単純に全てが一般車両の225系が製造される可能性も十分あり得ます。
225系は何編成分製造が濃厚?
そして、増備される225系ですが、もし205系を完全に置き換え切る場合、何編成分製造するのが濃厚でしょうか?
現在奈良に残存している205系は4両編成9本あるため、順当にいけば、
4両編成9本分
が製造されるものと思われます。
仮に網干に225系が4両編成9本分導入された場合、玉突きで網干から京都へ223系が4両編成9本分転属するでしょう。過去に京都の国鉄型車両置き換え用として、網干から京都へ移籍した223系は後期に製造された編成がほとんどであり、元ホシV55~58編成とV64編成の5編成が転属していることからも、ホシV51~V54編成、ホシV59~V63編成あたりが対象となるのではないかと思われます。

そして、京都へ223系が4両編成9本分転属した場合、玉突きで京都から奈良へ221系が4両編成9本分転属するでしょう。現在京都所属の221系4両編成は15本所属しており、その内の5本は冬季期間に霜取り対策としてパンタグラフが2基設置されています。走る線区の関係上、パンタグラフが2基設置される編成は転属の対象外となりそうなので、残りの10本の内9本が奈良への転属対象となるのではないかと思われます。

そして、奈良に転属した221系4両編成9本分で、205系を完全に置き換え切ることが可能です。
まとめ:西の205系も安泰ではない。

いかがでしたでしょうか?
今回はJR西日本の205系が、増備が噂されている225系によって置き換えられるのではないかということについて紹介しました。
JR西日本の205系に関しては、既に体質改善工事を施工しているのと、奈良線沿線の観光輸送(伏見稲荷大社や宇治)やラッシュ輸送に一役買ってるため、まだ置き換えはないものと考えていましたが、先はそう長くないと思い知らされました。
いよいよJRの中で205系という形式自体が消滅しそうになっているため、記録は前もって行いましょう。
今回はここまでとなります。最後までご覧いただきありがとうございました!
