【トキイロ、サステナ、観光、JR…】快進撃を魅せる西武鉄道の車両改革

鉄道
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皆様、こんにちは。U5swです。

今回は、史上最大規模で車両改革を行なっている西武鉄道の現状とこれからをまとめていきます!

車両改革のトピック

西武鉄道では、主に非VVVFインバータ車両の置き換えを目的とした車両の置き換えが随時進められています。通勤型車両では新101系、2000系、4000系が、特急型車両では10000系ニューレッドアローが置き換えの対象として挙げられ、様々な形で車両の更新、および更新と共に列車サービスの改革および拡充を実現していく模様です。

主なトピックは以下の通り。

  • 新宿線の新有料座席サービス導入と新車両”トキイロ”の導入→10000系の置き換え
  • 新型レストラン列車 Fine Dining Train「vies」の導入→4000系「52席の至福」の置き換え
  • 新宿線用観光特急車両の導入→10000系最終編成をリニューアル、JR直通対応へ!?
  • サステナ車両の導入→新101系、2000系、4000系の置き換え
  • 山口線用新型車両導入→8500系の置き換え

以上、主に5つのトピックにより、西武鉄道の車両改革が進んでいきます。

各トピックの詳細

新宿線の新有料座席サービス導入と新車両”トキイロ”の導入

去る2026年3月4日、従来の新宿線の特急「小江戸号」に変わる新たな新有料座席サービス用車両として、新車両「トキイロ」の導入が発表されました。

8両編成4本を導入し、既存の10000系ニューレッドアローの車両を置き換えるとのことです。

新車両「トキイロ」の車両イメージ図を見ると、池袋線系統で走る001系Laview寄りではなく、S-TRAINや拝島ライナーで運行されている40000系0番台をベースとした車両となっていることがわかります。但し、40000系0番台のロングシートとクロスシートを切り替えられる”デュアルシート”を採用せず、従来の特急型車両と遜色のない、リクライニング機能の付いたクロスシートを採用しています。

新有料座席サービスということもあり、従来の特急とはまた違った停車駅設定や料金体系を設定し、より多くの方に利用してもらおうという狙いがあると思われますが、詳細に関しては未だ発表はなされていません。また、イメージ図では40000系同様、客用扉が片側4つとなっていますが、間合い運用で特急(?)以外の種別にも使用できるようにするのか?こちらも気になるところです。

トキイロの導入に合わせ、既存の10000系”ニューレッドアロー”は、後述する1編成を除いて引退となる模様です。また、10000系が7両編成なのに対し、トキイロは8両編成で運行することから、7両編成しか対応していない本川越駅2・3番ホームを8両編成対応にするための工事が行われている模様です。

新型レストラン列車 Fine Dining Train「vies」の導入

去る2026年3月26日に、日立製作所が西武鉄道の新たなレストラン列車の受注しました。愛称はFine Dining Train「vies(ヴィエス)」であり、車両は池袋線・秩父線で活躍を行う001系特急「Laview(ラビュー)」をベースに、4両編成で製造がなされます。2028年3月にデビュー予定です。

現在、西武鉄道のレストラン列車には、2016年より”旅するレストラン 52席の至福”が運行されており、西武4000系4009Fを専用車へ改造しました。その4009Fは1989年製造で既に35年経過していること、非VVVF車であることから、置き換えが濃厚とされてきた中で、今回新たな専用車両が新造されることとなりました。

Screenshot

新宿線用観光特急車両の導入

従来の特急小江戸号に代わるトキイロの導入のみに限らず、新宿線用の観光特急車両が新たに導入されます。2028年度中に、現行の小江戸号同様、西武新宿〜本川越間を結ぶ観光特急としての運行開始を目指します。車内には一般席に加えて半個室席やソファ席を設ける他、バーカウンターを新設して軽食やドリンクの提供を行う予定です。

この観光特急用車両の種車になるのが、現在特急小江戸号で活躍を続けている10000系ニューレッドアローの内、最終編成の10112Fとなります。この10112Fは他の10000系とは大きく異なり、登場年は2003年と若く(他の10000系は1993~96年製)、制御装置も20000系とほぼ同じの日立IGBT-VVVFインバータ制御となっています(他の10000系は抵抗制御)。

よって、トキイロに置き換えられるにしては比較的早過ぎることから、今後の去就が気になっていましたが、満を持して引き続き西武の車両として生き残る選択肢が与えられました。

そして、この10112Fですが、新宿線の観光特急のみならず、

西武所沢駅〜JR新秋津駅付近を繋いでいる連絡線を介した、西武↔︎JR東日本の臨時直通列車用に改造工事を行い、JR線への乗り入れに対応する予定

であることが、つい最近判明いたしました!

西武↔︎JR東日本の直通運転構想に関しては、昨年発表があり、当ブログでも紹介しましたが、去る2026年5月19日に、JR東日本と西武鉄道の共同プレスリリースにおいて、直通運転構想の具体的な計画が発表され、その中に、10112FのJR直通運転対応が明記されていました。

https://www.jreast.co.jp/press/2026/20260519_ho01.pdf

なお、直通運転に使用する車両は、西武鉄道10000系「ニューレッドアロー」をリニューアルした新宿線観光特急に、JR 東日本線への乗り入れに必要な改造を施したうえで導入する予定です。

なお、臨時直通列車の運行プランとして、当初は西武線沿線(秩父方面、西武球場方面)↔︎千葉、舞浜方面への計画となっていましたが、新たに発表されたプレスリリースにおいては、これらに加えて、

  • 神奈川・静岡方面(湘南エリア、熱海・伊東エリア)
  • 大宮方面(新幹線接続)
  • 房総方面(勝浦・安房鴨川方面の外房エリアと、浜金谷方面の内房エリア)

これらの目的地が新たに候補に挙がっているとのことです。

前回公開した記事において、もし直通運転が実現するのならこの車両が対象になるという予想において、西武10112Fを挙げさせていただきましたが、なんとその予想が的中し、本格的に直通運転を行う段階であることに驚きました…(一方でJR側に関しては未定)

運行開始時期は2028年度を予定していますが、果たしてどのような形で直通運転が実現するのかがさらに楽しみになってきました!

サステナ車両の導入

前々から言われている通り、他社で活躍していたVVVFインバータ制御の車両を譲渡してもらい、各種改造を施した上で西武鉄道の車両として第2の車生を歩む”サステナ車両”の導入が続けられています。

主に4両編成の車両が走る池袋・秩父線(飯能〜西武秩父間)、狭山線、多摩湖線、多摩川線には、元東急9000系の西武7000系が、主に6両編成の車両が走る国分寺線には、元小田急8000形の西武8000系がそれぞれ譲渡され、既存車両を置き換えていきます。

元東急9000系→西武7000系
西武8000系

前者に関しては、ここまで4両編成6本が東急→西武へ譲渡済み、3本が西武仕様に改造済みとなっており、来たる2026年6月27日より、狭山線で営業運行を開始する予定となっています。また、2026年度では新たに元東急9000系が4編成譲渡される模様です。

一方、後者に関しては、2025年5月31日より8103Fが国分寺線と拝島線の小平〜玉川上水間で営業運行を開始していますが、小田急側の事情もあってか、8103F以降小田急8000形の譲渡が進んでおらず、2026年度における元小田急8000形の譲渡の予定は明記されていません。今後ちゃんと譲渡を行えるのかは少し心配なところです。

サステナ車両の詳細に関してはこちらの記事を参照願います(随時情報更新中)!

山口線用新型車両導入

西武の路線で唯一、案内軌条方式を採用している山口線(レオライナー)。1985年より8500系が導入されて以降約40年間山口線の主力車両として活躍し続けていましたが、2025年末より後継車両の”L00系(れおけい)”の第1編成が登場しました。

Screenshot

2026年度はその第2編成が新たに導入される予定であり、2027年度の第3編成導入をもって既存の8500系全3編成を置き換える予定です。

まとめ:西武の車両革命を見逃すな。

いかがでしたでしょうか?

今回は西武の車両革命に関してまとめました!

特急型車両、観光型車両、通勤型車両とあらゆる車両に対し変革が起こっている西武鉄道。その革命道中を見逃さず、しっかり追っていきましょう!

今回はここまでとなります。最後までご覧いただきありがとうございました!

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