皆様、こんにちは! U5swです。
今回は、JR西日本の岡山支社に導入される新型車両に関して説明していきます!
11月18日、JR西日本よりプレスリリースが発表!
11月18日、JR西日本より、新型車両に関する公式な発表がなされました。
https://www.westjr.co.jp/press/article/items/211118_06_new.pdf
このたび、岡山・備後エリアにおいてさらなる安全性・快適性・利便性の向上ならびに省エネ化等持続可能な鉄道運行の実現のため新型車両を導入します。
岡山・備後エリアへの新型車両導入について-
西日本旅客鉄道株式会社
ここまで多くの車両が国鉄時代から活躍しているベテラン車両の巣窟だった岡山支社にも、遂に新型車両が導入されることとなりました!
導入線区は山陽線をはじめとした岡山支社の電化路線であり、車両数は2両編成と3両編成の計101両となっています。2023年度以降に導入の予定であり、既存の国鉄型車両を置き換える予定です。
新型車両は227系ベース? 227系ではない?
公式発表に関しては、「227系ベースの新型車両」と明記されており、「227系を導入」と断言していないところが気になります。
227系は、岡山支社の西隣の広島支社で導入され、国鉄型を完全に置き換えた0番台、和歌山支社で和歌山線や万葉まほろば線(桜井線)、きのくに線(紀勢本線)を走る国鉄型を置き換えた1000番台がそれぞれ活躍しています。
番台区分の空きに余裕があるのと、地域性の特徴から227系の導入が有力じゃないかと考えていますが、仕様変更から別形式(229系?)になる可能性もありうるのでしょう。今後の動向が気になります。
岡山支社の現状と今後を勝手に予測
ここで、岡山支社に在籍している通勤型電車を以下にまとめます。
- 223系5000番台(快速マリンライナー専属):2両編成7本
- 213系0番台(C編成,体質改善工事済み,ワンマン対応):3両編成4本、2両編成7本
- 213系7000番台(観光列車ラ・マル・ド・ボァ):2両編成1本
- 117系(E編成,快速サンライナー,ワンマン対応):4両編成6本
- 115系:4両編成(A編成)12本、3両編成(D編成)31本、2両編成(G編成,ワンマン対応)8本
- 113系(B編成):4両編成13本
- 105系(F編成):2両編成7本
この中に新たに新型車両を導入することとなります。
まず、223系5000番台に関しては、快速マリンライナー専属車両かつ、車齢が若いため置き換えの対象外であり、次に、213系もベテラン車両とはいえ全車両に体質改善工事が施行されており、かつ213系よりもベテランな車両がワンサカいる現状から、こちらも置き換えの対象外と考えます。
また、車両製造数が101両と比較的少ないことを踏まえると、岡山地区を越えて米子や松江、出雲にも向かう115系2両編成は完全に置き換えることはないでしょう。さらに、105系も福塩線での運用が中心であり、ロングシートという車内設備であることを踏まえると、完全置き換えに至るかは微妙といったところでしょう。
ということから、新型車両が最初に置き換える車両として有力視できるのは、115系(D編成)、117系の2形式と考えており、その中でも、2ドア車かつ、最近大幅に本数が減った快速サンライナーに使用される117系は特に置き換えが優先されるのかなと予測しています。
おそらく、導入される新型車両は「ワンマン運転対応機器」を搭載するでしょうし、過去に227系0番台が最初に置き換えたのが、103系で運行されており、ワンマン運転も行われている「快速安芸路ライナー」の運用を優先して置き換えたこともあり、岡山支社でも同様の置き換えが最初に行われると思います。
115系に関しても、新型車両が2両編成と3両編成で製造されることから、特に3両編成のD編成は置き換える可能性が十分に考えられます。
まとめ:遂に岡山地区にも革命が!
いかがでしたでしょうか?
今回は岡山支社の新型車両導入に関して説明しました!
最近まで、国鉄型車両の溜まり場と化しつつあった中国地方のJRでしたが、2015年に広島地区に227系が導入され、2019年に統一されたことを皮切りに、国鉄広島のイメージに革命をもたらしました。
それに続く形で、国鉄岡山のイメージに革命をもたらすであろう、今回の新型車両導入の発表。今後の岡山支社のイメージチェンジに注目ですね!
今回はここまでとなります!最後までご覧いただきありがとうございました!
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